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Florence hymns candle

Author:Florence hymns candle

Florenceこと、國領眞帆の主宰する
アートキャンドルとキャンドル教室のお店です。

2010年、キャンドル教室を開校。
以来、オリジナルのキャンドル演出によるブライダル等、イベントも手掛けている。

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ラーニングコース '16年1月生募集中

一回完結型の誰でも参加できるワークショップをはじめ、技巧習得を目的としたラーニングコースなど、目的に合わせてキャンドルづくりをお楽しみいただけます。

ワークショップでつくるアイテムは、毎月変わります。
その月のアイテムは、このブログにてお知らせしています。
(カテゴリから「今月のワークショップ」をご確認ください)

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黄金(こがね)の稲穂たわわなる葦原の中つ国

 10月29日。昨夜はスサノオ様が御酒でも召し上がって良い気分になってしまわれたのでしょうかしら?
湘南は風と雨の嵐の夜でした

しかし、今朝は姉君の天照様がピカピカと美しくお上りになり空は真っ青コノハナノサクヤヒメはいっそう深く雪の衣を纏われた御姿を優美に現わされました
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 富士山がすっかり冬化粧でも、日中の平地は夏のような日差しで、そうかとおもいきや、しっかり留めているのに洗濯物が飛ばされるほどの北風が吹いたりして、天照様とスサノオ様、御兄弟で競い合っておいでのようで、私はお休みの今日一日を、そんな事を考えながら過ごしていました。

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伊勢原皇大神宮

 ともあれ、高天原の天つ神様方が健やかな事は、私達の世界が健やかな事であるのだから、こんな美しい一日が来ると言うのは大変ありがたいことです

 ほんの30分ほど前に月読様も東の空に昇られ、明後日には満月を迎えられる夜の君は真珠のごとき美しい姿で、虫音とともに、少しほっとするような涼風が風情を醸しています
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さっきまで無かったのに、急にむら雲が・・・。スサノオ様、今日は張り切ってらっしゃるのかな?
一眼レフが欲しい・・・。一眼あれば、もっとお月さまを美しく、ウチから見える富士山も写せるよね

 さて、そんな八百万の神々が、豊かな葦原に永遠に稲穂が実り続ける美しい国=豊葦原の千秋の長五百秋の瑞穂の国(とよあしはらのちあきのながいほあきのみずほのくに)として、お創りになられた日本にとって、秋は大変特別な季節ではないでしょうか?

そう。お米が収穫される時だからです

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9月高千穂・幣立神宮の水田はまだ青田でした
 
 今年はの秋は、〝お米〟という私たち日本人の命の源にとても心を引かれます(腹減ったという事ではありません)

 先日、BSチャンネルで、津島神社を特集していたのを見ました。
津島神社は尾張の国、今で言う愛知県の西部にある神社で、御祭神は建速須佐之男命様です
250px-天王総社津島神社拝殿
津島神社

 そう!ワタクシのスーパーヒーロー、スサノオ様です
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ワイルドだろぅ

 
 建速須佐之男命様といえば、京都人は祇園さん。つまり八坂神社を思い浮かべますが、番組中の津島神社、宮司さんのお話では、西の八坂、東の津島と言われた、スサノオ様をお祭りする二大神社なのだそうです。

明治の神仏分離政策で相当な数の神社が消えたと言いますが、それでも流石に八百万に神々がおわす日本、有名どころであっても知らない神社というのは沢山あるものですね。勉強不足でした

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祖父母の家からほど近い、こちらはお馴染みの祇園さん

 そもそも、スサノオ様と言う御方は、スーパーヒーローの顔をお持ちの反面、ひとつ間違うと祟りを受けるほどの怖いお方(暴れっぷりも、ヒーローっぷりも古事記参照)。しかし、大神は怖いお方だからこそお力も強いわけです。

 中世の人々が最も恐れたものと言えば、疫病。
瘧(わらわやみ)といわれたマラリアや赤痢、結核などですが、当時の人々にはウィルスなどが媒介するという病気のメカニズムなどの科学的な知識もなかったわけで、正に何処からともなくやってくる禍、災厄であり、その恐ろしさたるや現代人の感じる何倍もの恐怖であったに違いありません。

そんな恐ろしいものには、生半な神様では対抗できませんから、人々はスサノオ様にお願いをする事にしたのです。
畏怖の念を抱きながらも、手厚く御祭りする事によってそのお力を以て、疫病を封じていただこうと考え、牛頭天王(スサノオ様と同一)の信仰が始まったのです。
 
 祇園祭りは、それが起源の御祭りで、家の玄関に粽を付けるのは無病息災、厄除けの疫病封じな訳です。

 恥ずかしながら、京都人でありながら久しくそんな肝心も他所に、祇園祭ってただただ夏の風物詩としてしか意識して無かったな・・・と反省(最ももう、15年以上祇園祭の時期に帰っていないけど)
 そうはいいつつ、湘南に暮らしても、家の玄関には毎年、姉が貰ってきてくれる粽を上げている
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今年は月鉾の粽です

 津島神社にも尾張津島天王祭という、壮麗な灯篭船を浮かべる御祭りがあるそうで、キャンドル屋の私としては是非とも見てみたい御祭りだと思いましたね。 
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 そして、もうひとつ人々が恐れた事と言えば、不作と飢饉です。

 運輸、輸入など、流通の発達した現代でも大問題であるけれど、当時ならそれらは、即、生命の危機を意味し、実際、京の都にはそこここに行き倒れた人々の躯(むくろ)がゴロゴロしていたと言います。

 皆さんも、そんな地獄さながらの図を、古文書や絵巻でご覧になった事があるかと思います。

 津島神社では、古より春と秋の県祭(あかだまつり)に近隣のお寺などと協力して御供物のお米を油菓子にして悪疫封じとして人々に配り、これを「あかだ」と読んでいたそうです。
節分の豆のように歳の数だけとか、夏の暑い時期に食すと病気封じになる妙薬と信じられてきたものですが、
 一説によると、この地に立ち寄った弘法大師様が疫病退散の祈願とともに、油で揚げた米団子を津島神社に奉納され、参拝の人々にも配られたという御話しもあるそうで。

 ともかくも、現代のように、お米は庶民が当たり前に食せるものではなく、油とて大変に高価なもの。
高価だからこそ栄養価の高かったそれらの組み合わせは、栄養状態の良くなかった当時の人々には薬に等しいもので、それを口にするのはまさに、命を潤す行為だったのに違いありません。

 そもそも、油菓子というのは、遣唐使によってもたらされた、唐渡りの食べ物で、今でも中華街などでは麻花(マーファー)捩じった中華かりんとうなどが売っていますし、奈良の神社では「ぶと」という独特のひねった形の油菓子が今に伝えられ神様に供されます。

 で、ワタクシ、大のかりんとう好き同溌のマーファーも大好きですから、番組が終わるなり「あかだ」検索してお取り寄せ

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シビれる~!この古式ゆかしい包み方!包装紙はノートに変身決定!
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 番組にも出演されていた御主人からの丁寧なお手紙も添えられていました。感激!
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 あかだは本来、お米を油で揚げただけの当時の味そのままのものらしいのですが、昨今はお醤油味などの新勢力(?!)が現れているらしい。

 皆さん!正しき伝承のお味は「あかだ屋清七」さんですよ~
350年も変わらぬ「あかだ」。奥様とお二人、生真面目に手作りを続けてこられています。
伝える大切さ、変わらぬ大切さ、御神仏様も喜んでおいでだと思いますよ。御主人!頑張って
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神棚にお供えしました
お茶は京都の宇治のほうじ茶。お盆は皇大神宮の宮司さんから、猫のみーちゃんを保護したお礼にいただいたものです

 「あかだ」は、まず、その硬さにビックリします。歯の弱い方は無理かと・・・。

そして、お味。

まず、味が無い?!と思う。
お米と油の素材の味しかしない・・・・美味しくないかなぁ・・・・ガリガリガリ・・・ボリボリ・・・・
 ・・・・・ン

 ガリガリがボリボリに変わる頃、味が無いと思っていたそれに、段々、お米独特の甘みが現れ、油のコクと相まって・・・あら、これって味の起源だわ

 そうか。現代人て凄く調味料に頼って、にぶ~い味覚になってしまってるんだな~そして、噛んでないな~と実感
同時にそうする事で、食べ物と命が同意語であるという事も忘れ去ってしまっているかもしれない。

 これは、私達の祖先が感じた堅さであり、甘みである。

 これを美味しいと感じないなら、日本人を忘れてるよ

お米そのものの味を噛みしめてみて、自分の中の日本人の魂に還った気がしたと言ったら大げさだろうか?
あの、高千穂で見た稲田の中に、神話の時代に還って立っている風景が私の中に広がったのは本当の事です

 その硬さや、ほのかにのみ感じる味が、私の五感と第六感にまで、日本人、倭人という記憶をかきたてた、大切な経験となりました。

 皆さん、今日、ご飯を食べる時、おかずを食べる前に、一口、お米だけを口に入れて、よくよく噛んでみて、出来れば目をつぶって、感じてみて下さい。
 私達日本人を創っている、「お米」が何か大事な感覚を思い出させてくれるかもしれません

輪の形をしているのは「くつわ」といって、後年、江戸になってからのもので、お砂糖が入っています。
これは、理屈なしにオイシイ

 最後に、31日はいよいよハロウィーンですね
ハロウィーンも本来は、収穫祭であり、魔除けのカボチャであります
日本も冬至には、南京の黄色は魔除けということで、南瓜煮をいただく風習もありますので、ワタシ先週、南瓜キャンドルこさえてみました
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DSC_0591.jpgどないでっしゃろ?!和菓子の要領で手で形をつくりました。

ハロウィーンのカボチャ大王も新しいのを作った
中に緑のベースが入っていてオレンジの外側の間は空洞になっています。帽子も全部パラフィンでできています
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 季節の変わり目、皆さんご用心くださいね

テーマ : 幸せに生きる - ジャンル : 心と身体

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コメント

カボチャがない〜!

まほさんが、言われていたカボチャを探したのですが、見つからず(ーー)家にたくさんあった自然に実ったカボチャで作ろうとしたのですが、固すぎて残念。子供も一緒だったので危ないので中止になりました(;;)旧暦に再挑戦します(笑)

富士山、きれいですね♪
段々と寒くなりますね〜、風邪ひかないように注意ですよ。私は咳が止まらず、治りきれません。。
祇園さんですね。隣町に、あるのですが冬はスキーができるほど雪が積もるので降らないうちに、もう一度スサノオさんに会いに行ってきます。本場の祇園さんにも行かなきゃな〜!

今日はおばあちゃんと孝太郎5歳のお誕生日(同じ日だったんです)でお赤飯でした。おいしかったですv-271
「あかだ」と「くつわ」おいしいそう、かりんとうもおせんべも大好きです。

リアルな南瓜!!すごいです、そしてかわいらしい~v-238
今月もキャンドル教室楽しみです



来年は送ってあげよう☆☾

 メグランさん。
カボチャには彫刻刃を使って、層を少しづつ削ってゆくのですよv-476
 ウチの近くのモールやお花屋さんは、シーズン過ぎてこぞって大カボチャを叩き売りにしていますが、タカチホには無いのか???
もしかしたら、ハロウィーンの本来のイミも知らないで盛り上がっている浮薄な首都圏的なブームなのかもねi-242

 大丈夫、危険を犯さなくても来年はキャンドルのカボチャ大王送ってあげるよi-234

 私も30ン年振りに風邪をひき、肩こり、腰痛まで引き起こして大変ッすe-447
 まだ抜けませんe-330キツイっすe-445

スカタン??

 Kおりや、来年にはデコキャンドルではなく、カボチャ大王を作れるようになろうやねv-476

 君んち、いつもマーファーは、二袋イッキ食いだけど、あかだは無理だと思うよ、激堅だからe-428
Kずおの歯が折れちゃうかもe-458
御用心e-282

 孝太郎とおばあちゃんにオメデトーe-405e-313

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