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Florence hymns candle

Author:Florence hymns candle

Florenceこと、國領眞帆の主宰する
アートキャンドルとキャンドル教室のお店です。

2010年、キャンドル教室を開校。
以来、オリジナルのキャンドル演出によるブライダル等、イベントも手掛けている。

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ラーニングコース '16年1月生募集中

一回完結型の誰でも参加できるワークショップをはじめ、技巧習得を目的としたラーニングコースなど、目的に合わせてキャンドルづくりをお楽しみいただけます。

ワークショップでつくるアイテムは、毎月変わります。
その月のアイテムは、このブログにてお知らせしています。
(カテゴリから「今月のワークショップ」をご確認ください)

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☀沈みし陽もまた昇る。 天照行 其の二☀

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天高く陽が上がり、セミ達が鳴く夏の日。
 
 昨日から35度を超える猛暑。

 京都の酷暑に鍛えられた私でも辟易する暑さだが、この暑さなどとは比べようも無い、文字通りの地獄の炎に炙られ、人々が死、以上の苦しみを味わい尽した夏があった。

 それは、いかほどの苦しみであったかは想像もできない。

 昨日から、私は日常の時々に、それを思わずにおれない。

 60年前の同じ夏のこの日に、この日本で、人類が今を以ても経験した事のない地獄が広がっていたとは、今日の私達には信じがたいが、確かな事実である。

 20年前の昨日、1945年・昭和20年8月6日午前8時15分 広島に原子爆弾が投下された。
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 昨日の同時に、手を合わせ、もし、今でもこの世をさまよっている御霊があるならば、どうか、もう安寧の場所へお導き下さいと、御神仏様にお願いし、広島の地に光を送るイメージをした。

 もう、暑さにも痛みにも苦しんで欲しくない。

 今朝も目が覚めるころにはすでに気温30度を超えていたが、当時には、一夜明けた今頃には、地獄のような苦しみはさらなる過酷さを増していた事だろうと思うといたたまれない気持ちになった。

 今の私が幸せであるからこそ、そう思う。

 少しだけ、皆さんも、その時に思いを馳せてみて、それがどんなことだったかを考えてみれば、自分の今の生活が、当たり前でない事、
理不尽な戦争に、召集令状と言う赤い紙一枚で連れて行かれ命まで差し出せと強要され、大切な家族は火に焼かれ、末代まで放射能に苦しむ事となった人々の上に成り立っている事が分かるだろう。
これは、日本人である以上。 否、人間である以上、知らないではいけない、心に置いておかなければいけない事なのだと思う。

 もっと言えば、戦争における敵も味方も無い、兵士・一般人、全ての犠牲者の上の平和を知らなければならないと思う。

 先、6月にPearly❁roseのプライベート・ツアーで行った元伊勢の最終日に、京都府の舞鶴港に立ち寄った。
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 舞鶴は元々、軍港であり、第二次世界大戦の引揚者等が着いた引き揚げ桟橋があった場所である。
二葉百合子さんの「岸壁の母」という唄は、出征した息子がきっと還ると信じて10年の間、ここに通い続けた母親の実話に基づく歌謡曲である。

 ツアーの趣旨は、聖地の巡礼なのだが、ここもまた「聖地」もしくは、「立ち寄るべき所」であるからだろう。

 主宰者のヒーラー・山田 眞佑里氏 の、今私達の生活が多くの犠牲者の基に成り立つ事を感じてほしいという心からの旅程であろう。
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いわゆる引き揚げ桟橋は、人々の、何年経とうとも帰還してくるやも・・・という一縷の望みとともに昭和33年まで存在していたが、いまはレプリカの桟橋がしつらえられるのみとなっている。

 舞鶴・岸壁の母といえば、小学生くらいの頃、市原悦子主演で、同タイトルのドラマを放映しており、姉とともに何故か熱心に見ていた記憶がある。
 御本名か劇中名かは不明だが、出征兵の名は〝はしの しんじ〟 

エンディングのタイトルロールが流れる画面では、現代に至る主人公・はしの母が、着物の裾を港の寒風にあおられながら、ショールの胸元をきつく握って岸壁を歩く姿だった。

 姉も私も子供の事。ふざけた気持ちで視てはいないも、すっかり覚えた主題歌の「岸壁の母」を、二葉百合子よろしく歌ったり、
「○○大隊○○師団(とかなんとか・・・当時は完璧に覚えていた)はしの、はしのしんじ!はしのしんじは知りませんかしんじ!しんじ!!」
という、引き揚げて来て人々に必死で聞いて回る母のセリフまで真似っこしていた。

 しかし、これを思うとつくづく、その時には深く理解できていなくても、子供に教育する事の意味深さを、今にして感じる。

 あの時、姉妹でふざけっこした台詞は、今には涙が出て来て言葉にできないから。

 そんな事で、いまでも歌える「岸壁の母」をリクエストにお答えして唄いながら記念桟橋に近付いて行くと、
ひとりのおじいちゃんが近づいて来て、どんなことでここに来られたかと問う。
 そして、ほとんど観光客も来ないのによく来てくれた。自分は20年ここでボランティアガイドをしているから、当時の事を話してあげようと仰る。

 私達は、夕陽を背に、弁士のような節で話す、おじいちゃんの昔語りに時を遡るようだった。
皆、涙が溢れて止まらなかった
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 彼が話してくれたのは、引揚者と桟橋の当時の様子と、シベリア抑留。
彼が、終戦でかの地から引上げる日本人を軍人も一般人もなく、騙して非人道的な強制労働に従事させ、その多くを死に至らしめたロシア人を、〝ロスケ〟と呼んだ時には、うちの両親も周りの大人もそう言うのを思い出し、胸が蓋がれるようであった。

 京都には現在でも多くのシベリア抑留からの生還者がおられ、実家の呉服屋に長年勤めてもらった着付けの先生の御主人も、室町の問屋の社長さんもそうだった。
 彼らは、一様に「ロスケとやったら、今でも、もう一戦やったろうと思う」と、聞いている子供の私にも只ならぬ口調で言っていた。
戦争なんて二度とご免だと、誰よりも思っているはずの彼らにそう言わしめるほどの体験とは何と壮絶な事か。

 両親も、昔から、そして、今でも、「ロスケは卑怯やさかい」と事あるごとに言う。
 人や国を憎むのは良い事ではないに違いないが、それを置いても、彼らの、憎しみと言うにはあまりに哀しい思いを、その呼び名に感じるのである。

 はしのしんじを、生涯、待ち続けた母然り、戦争を体験した人々然り、こんな理不尽を受ける事なく笑って暮らしている自分達の有り難さは、一年に一度でもいいから、ちゃんと認識しないと罰があたるんじゃないかしら。

 おじいちゃんは、何度も何度も、

 ここに来てくれてありがとう。こんな、ほとんど人が来ない所に連れて来てくれたご先達の方、ありがとう。
旅の時間をとってしまって申し訳ないと言い、
お名前を伺う間もなく、あっという間にチャリンコにさっそうとまたがって去っていった

 こちらこそ本当にありがとうございました。
ウチの高校生の甥にも、このおじいちゃんのお話聞かせたいな。姉とまた来ようかな・・・と思いつつ。

御霊にささやかな光を・・・。
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 私達が楽しいひと時を過ごした天橋立の海もこの海に繋がり、今、この時がある事を心から感謝したい。
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 このカモメたちのように、全ての御霊が軽やかで安らかであるように。

 間もなく、長崎の地にも悲しみの日が訪れ、終戦の日を迎える。

 日本人たちよ。世界の人たちよ。

 その日は、心を見詰め、生きる意味を感じる日とならん事を。私は願う。

 全ての御霊が、御神仏のお導きにより、光の世界へ昇り、もう二度と苦しむ事のないようにと心から祈ります。


 〈お知らせ〉

    8月のFlorenceは・・・

        Bird fountain

 冷たい清水が豊かに湧く泉と小鳥です。
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 小鳥は石膏で原形を作り、型枠を製作したオリジナルで、筒状の水飲み瓶のストライプが今回のテクニックです。
今回はちょっと難易度が高いです。チャレンジです
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見本は黄色いピーちゃんにしましたが、ちょっとぼんやりした色合わせになったかも・・・と思ったので、下図のような青いピーちゃんに変更します。
 幸せの青い鳥です
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※ストライプは基本的に上図のピンク×Lightブルーですが、一色のみこのネイビーに変更可。

 今回は円柱を作るだけでイッパイイッパイだとおもうので、装飾パーツはこちらで作っておきました。
お花の他に、睡蓮の葉や、これも本物から型をとったベリーの実も少量ですが用意していますので、ご自分なりの泉を作ってみてください。

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 今月はお盆などもあるため最終週24日の日曜日です。

 御参加の方は、コメント欄に書き込むかメールで10日前までにお申し込みください。

☆お教室で製作したキャンドル、このブログにアップしたキャンドルは全てオーダー可能です。
 お色などもお好みを伺えます。

 価格、納期などはお気軽に、コメントか左の窓にあるアドレス宛にメールでお問い合わせください







テーマ : 心、意識、魂、生命、人間の可能性 - ジャンル : 心と身体

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コメント

スタッフM

今の日本があるのは、あの戦争でさまざまな人達の上で成り立って今の生活があるのに、それなのに日々の生活に感謝する事も出来ずにいた自分が恥ずかしくも感じます。

終戦記念日には子供達とドラマorビデオ見て戦争について少しでも伝えていきたいと思います。

キャンドル参加でお願いします。
かわいいピ―ちゃんでワクワクします。今度はもっと集中させ素敵なキャンドルを作り上げます。




共有する時間

 子供達と映画なり一緒に見て、感想を共有するのは大事だね。

 「ほたるの墓」あたりが良いんじゃない?アニメだし、大人にも分かりやすい良い作品。
「はだしのゲン」も全ての人が読むべきマンガだと思います。
 私も小学生の時に読んだ。これは、ドラマ化もされてるよね。

 ちょっとネットなんかで検索してどんな作品あるかも調べたらいいかも。

 今回のキャンドルは簡単じゃないから頑張って!

時々楽しく日々の生活を遅れていることに感謝しているつもりですが、パーリーローズのツアー以降、忘れられません。

今年はいつもと違った思いです。

キャンドル参加します!ブルーピーちゃんやっぱかわいいですね!




大事だね

 あと100年か200年経ったら、この戦争も「応仁の乱」とか「関ヶ原の合戦」みたいなフィクション感漂う遠い遠い、だれもリアルを知らない歴史になるのでしょうが、
それにはまだ早い。

 今を生きる日本人には、必ず心に刻まなくてはならない事実であり、これを知らずに真の日本人たり得ないと私は思っています。

 Kおりちゃんのような人が一人でも増え、その次の世代の子を育てる時に想いを引き継いでくれるようにと願わずにいられません。

 ピーちゃん。簡単じゃないからねe-352


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